【音楽】クラシック鑑賞 #1
先日は久方ぶりにサントリーホール、東京交響楽団定期演奏会へ。
年に数回ほど聴きに行くクラシックですが一種のリラクゼーションやヒーリングに近い物を大きく感じる。
曲へ没頭して行くと陶酔感が段々と強まり睡魔に似た瞼への重みを感じる。
しかし睡魔の様な抗えないものではないが、確実に重みは増す。
目を閉じ切らない付近は音が身体を包み曲を通して音の流れを感じる事が出来る。
この瞬間は所謂"トんで"いるのだと考えている。
曲の流れが大きく変わると重みが消え、スーッと負荷が抜けた様にスッキリとする。
ここまでの文書の一部を切り取ると完全に違法薬物的なニュアンスを大いに感じてしまうのが面白い所である。
今回の曲目は
ライネッケ:ハープ協奏曲 ホ短調 Op. 182
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 (ノーヴァク版第2稿)
今回1番驚いた点はハープである。
生で初めて聴く楽器なのでワクワクとしていたが、聴いた瞬間は予想の斜め上を行く印象だった。
高音はモノラルの様に芯のあるインパクトと綺麗な広がり、抜けが伝わり、音そのものは埋もれずにまっすぐ飛んで来た。
ペダル操作による音の表現が豊かで、
イメージしていたハープに対する固定概念が見事に打ち砕かれた。
(ペダルが付いている事自体も、この日初めて知った)
クラシックは全く詳しくないが行く度にいいものだなとしみじみ思いながら帰っている。
またタイミングを見て行きたいですね。